青色申告特別控除額65万円にするために、e-tax 電子申告をマネーフォワードクラウドよりやってみた

更新日
2022年3月1日
作成日
2021年3月8日

利用者識別番号って何?!

最初にe-taxのやり方をきちんとみてからすれば良かったのですが、習うより慣れろでスタートしたものですから、利用者識別番号の準備もまだな上に、それが必要であることもわかっていなかったのです。

ここでe-taxの画面とマイナポータル画面の画面をずっとループする罠?にはまってしまいました。

下記の順が最も正当なやり方であることがわかりました。

  1. マイナポータル画面でe-taxサービスとの連携をつなげる
  2. 利用者識別番号を取得する
  3. マネーフォワードクラウド確定申告をする

マネーフォワードクラウド確定申告以外の場合でも、利用者識別番号は必須になりますし、マイナポータル画面から申告するのにはe−taxサービスとの連携をつなげることは必須ということははっきりしました。

また、スマホのブラウザはiPhoneの場合は「Safari」Androidの場合は「Google Chome」を利用しないと、使えませんので、ご注意ください

申告後に国税庁・税務署からくるお知らせ(pdfファイル形式をダウンロードして開くタイプ)も、iPhoneの場合は「Safari」で最初からログインしないと、お知らせ私はiPhoneユーザーでデフォルトのブラウザをSafariではなくGoogle Chomeにしていたので、国税庁系のサイト利用時はいちいち「Safari」を立ち上げ、アドレスをコピーして・・という手間がありました。この時のために設定からデフォルトブラウザを変更しても良いのですけどね・・・。

国税庁e-taxご利用の流れのページをしっかり読み込んでみてください。

マイナポータルの「もっとつながる」機能

e−taxの画面でログインをクリックして「受付システム ログイン」画面に入ります。スマホの下にマイナンバーカードを置いて読み取る(*)と、マイナポータルが画面に自動的に飛んでいきます。(マイナポータルのページはこちら

*今回マイナンバーカード読み取り機能のあるスマホ(iPhoneSE 第二世代)を利用しました。

マイナポータル画面に飛んでもよく分からず、e−taxの画面と何度もループしていました。落ち着いて、マイナポータル画面の「よくある質問」に行ってみると、e-taxで電子申告する場合は、マイナポータルの「もっとつながる」機能でe-taxと連携させなければいけないことがわかりました。

ようやくループからの脱出です!

マイナポータルの「もっとつながる」機能から「つながっているウェブサイト」のところで、国税電子申告・納税システム(e-tax)を選ぶだけの作業です。

e-tax 電子申告 2021年 青色申告特別控除額65万円 マネーフォワードクラウドサービスから申告 マイナポータルetaxシステム連携

その後、e-taxに戻り、受付システムにログインすると、利用者識別番号を持っていない場合「利用者情報の登録」画面に飛びます。よくみると、マイポータルに入っている個人情報が、うっすらとすでに入力された状態になっているので、合っているか確認後、そのまま登録します。

そうすると、自動的に「マイナンバーカード方式」で申告するようアカウント登録が完了されます。

利用者識別番号を入手して再びマネーフォワードクラウド確定申告へ

利用者識別番号がわかりましたので、マネフォワードクラウド確定申告の画面に戻ります。「利用者識別番号の入力」で番号を入れて次へ進みます。

e-tax 電子申告 2021年 青色申告特別控除額65万円 マネーフォワードクラウドサービスから申告8

電子申告書の送信!

入力と確認が済むと、申告書を送信する手順に進みます。

ここまでの手順でマイナンバーカードを作った時に決めた3種類のパスワード(署名用電子証明書・利用者証明用電子証明書・券面事項入力補助用)を入力する場面もありましたので、それも準備しておいた方がいいです。

送信!とすると、たまたまタイミングが悪く、マネーフォワードクラウド確定申告のシステムがメンテナンス中でした!

e-tax 電子申告 2021年 青色申告特別控除額65万円 マネーフォワードクラウドサービスから申告 メンテナンス中

しばらく待つと、送信可能になりましたので、マイナンバーカードをスマホの背面に置いて「読み取り開始」をし、送信します。

e-tax 電子申告 2021年 青色申告特別控除額65万円 マネーフォワードクラウドサービスから申告9

これで完了です!!!やったぁあ!!!

するとe-tax画面でも「受信通知」として「送信されたデータを受付ました」と確認することができます。

e-tax 電子申告 2021年 青色申告特別控除額65万円 国税庁 申告 受信通知

これで、確定申告電子申告の完了となります。

利用者識別番号がわかっていなかったため、途中で迷いましたが、なんとか電子申告できてよかったです。e-taxやマイナポータルの画面の日本語ってわかりにくいなあと思いました。万人にわかる言葉を選んだつもりが、わかりにくくなっているパターンなのかしら?!

電子申告は簡単!みたいなことを国税庁はうたっていますが、やり方等じっくりじっくり読んで、根気よく進めないといけないので、確定申告書を書き上げるだけでも大変なのに、最後にこのような根気のいる作業があると、なかなか電子申告は広まらないんじゃないかと思いました。

慣れてしまえばいいのかもしれませんが、年に1回だけのことはなかなか慣れないですよね。

申告ももっと簡単にわかりやすいシステムに改善されていくことを、切に望みます。

申告書類以外の添付書類の送付について(2022年3月)

e-taxはスマホで申告書類を提出可能です。添付書類を別途申告書類とともに提出しないといけない場合、電子申告提出が可能な書類をそうでない書類があります。詳しい内容はこちらの国税庁e-taxのページで確認ができます。

私たちは「住宅借入金等特別控除」の書類を添付が必要で、今回は家から近いので税務署にその書類のみ持ち込みました(なお「住宅借入金等特別控除」の書類はe-taxのページに電子提出可能と記載されています)。

税務署に郵送や窓口提出をする場合は、提出書類とともに「令和○年分の申告書等送信票(兼送付書)」という書類が必要になります。その書類はe-taxにログインすると入手できます。

  1. e-taxのweb版もしくはマイナポータル経由でe-taxにログイン
  2. メッセージボックスに入る
  3. 受信通知のメッセージ内には確定申告書送付された申告等内容の記載がある
  4. 「送付書」の「送付書類画面へ」をクリック
  5. 「令和○年分の申告書等送信票(兼送付書)」という表が出る
    「郵送等」の項目にチェックが入っている
  6. プリントアウトして、該当項目にチェックを立て、提出必要書類と一緒に郵送もしくは税務署に持ち込む

電子提出できない書類もありますし、自分に該当する部分はe-taxの画面でよく確認して進めてみましょう!

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