2021年9月13日、EC-CUBE4.1がリリースされました。
https://www.ec-cube.net/press/detail.php?press_id=273
続いて、2021年9月27日には、EC-CUBEアップデートプラグイン(4.0.6〜4.1.0)プラグインの配布が開始されました。
https://www.ec-cube.net/products/detail.php?product_id=2315
プラグインページでは以下の注意事項の記載がありますので、まずは設定を行います。
アップデートを実行する前に、以下の設定をご確認ください。
https://www.ec-cube.net/products/detail.php?product_id=2315
・xdebugが有効になっている→xdebugを無効にする
・memory_limitが128M→memory_limitを512Mに設定
・max_execution_timeが30→max_execution_timeを180に設定
本番環境で実行する前に、以下を必ずご確認ください。
・本番環境でのアップデート実施前に、テスト環境で動作確認をおこなってください
・本番環境でのアップデート実施前に、本番環境のファイル・データベースのバックアップを行ってください。
私は現在XserverにてEC-CUBEを稼働中ですので、Xserver管理画面からphp.iniの設定を行うことにしました。
Xserverにログインして、メニューphp.ini設定を探します。
php.ini設定画面を開いて、memory_limitを512M、max_execution_timeを180に設定します。
設定が完了しましたら、EC-CUBE4の管理画面に戻り、設定 > システム設定 > システム情報を開きます。
システム情報を開くと画面中央以下にPHP情報が表示されますので、memory_limitが512M、max_execution_timeが180となっていればphp.ini設定は完了です。
EC-CUBE4の管理画面やオーナーズストアからプラグインをインストールしてます。
EC-CUBEアップデートプラグインをインストールして矢印マークを押してプラグインを有効化します。
EC-CUBEのアップデート画面が開き、アップデートの注意点、リリースノート、PHPパス設定が表示されますので、内容を確認して、プラグインの対応状況の確認へボタンを押します。
すると次のような画面が開きました。
EC-CUBEアップデートプラグインは、4.0.3〜4.0.4、4.0.4〜4.0.5、4.0.5〜4.0.6、のように過去バージョンアップに使ったプラグインのため、これらのプラグインは現在有効化しておく必要性がありませんので無効化しました。
次にイプシロン決済プラグインですが、これは現在利用中のプラグインのため、無効化するのは難しいと感じました。これはプラグイン提供元のGMOイプシロン株式会社にて最新バージョンにアップデートされることを待つしかないかな…といったところです。
2021年9月29日現在、イプシロン決済プラグインは4.0.5までのバージョンに対応しており、4.0.6、4.0.6-p1には対応していません(プラグイン更新は2021年4月8日)。
EC-CUBE4.1へのバージョンアップを機に、イプシロン決済プラグインも4.1(4.0.6、4.0.6-p1も)対応を切に願います。
このような状況のため、EC-CUBEアップデートプラグイン(4.0.6〜4.1.0)プラグインでの4.1アップデートは中止ボタンが表示されてしまい、保留となってしまいました。
イプシロン決済プラグインの動向を見守りつつ、また進展がありましたら、記事に追記したい思います。