EC-CUBE4|システム設定 セキュリティ管理でIP制限を解除する方法

更新日
2022年11月22日
作成日
2021年9月7日
当記事はEC-CUBE 4.0.6-p1 を使用して検証しています。また操作を誤るとシステムエラーが発生しますので作業前にバックアップすることをおすすめします。

EC-CUBE4の機能として、システム設定 > セキュリティ管理 > IP制限を行う事で設定したIPアドレス以外からの管理画面へのアクセスを制限する事が可能です。

システム設定 > セキュリティ管理 > IP制限 イメージ

しかしながら、固定IPアドレスを利用していない場合、IPアドレスが変更となってしまい、EC-CUBEの管理画面にログインできなくなった!とお困りの方もいるのではないでしょうか。

今回はシステム設定 > セキュリティ管理 > IP制限 で設定したデータの保存されている場所、IP制限を解除する方法をご紹介します。

保存されている場所

IP制限のデータが保存される場所はEC-CUBEインストールディレクトリにある .envファイルとなります。.envファイルの ECCUBE_ADMIN_ALLOW_HOSTS='[“XXX.XXX.XXX.XX”]’という箇所に記述があります。

IP制限を解除する方法

ECCUBE_ADMIN_ALLOW_HOSTS='[“XXX.XXX.XXX.XX”]’箇所をコメントアウトするか、または ECCUBE_ADMIN_ALLOW_HOSTS=” のように値を空にします。

#コメントアウトする場合は以下のようにする
#ECCUBE_ADMIN_ALLOW_HOSTS='["XXX.XXX.XXX.XX"]'

#値を空にする場合は以下のようにする
ECCUBE_ADMIN_ALLOW_HOSTS='[]'

IPアドレスが変更となった場合など、EC-CUBE4の管理画面にログインできなくなった際にはお試しください。