EC-CUBE4の機能として、システム設定 > セキュリティ管理 > IP制限を行う事で設定したIPアドレス以外からの管理画面へのアクセスを制限する事が可能です。
しかしながら、固定IPアドレスを利用していない場合、IPアドレスが変更となってしまい、EC-CUBEの管理画面にログインできなくなった!とお困りの方もいるのではないでしょうか。
今回はシステム設定 > セキュリティ管理 > IP制限 で設定したデータの保存されている場所、IP制限を解除する方法をご紹介します。
IP制限のデータが保存される場所はEC-CUBEインストールディレクトリにある .envファイルとなります。.envファイルの ECCUBE_ADMIN_ALLOW_HOSTS='[“XXX.XXX.XXX.XX”]’という箇所に記述があります。
ECCUBE_ADMIN_ALLOW_HOSTS='[“XXX.XXX.XXX.XX”]’箇所をコメントアウトするか、または ECCUBE_ADMIN_ALLOW_HOSTS=” のように値を空にします。
#コメントアウトする場合は以下のようにする
#ECCUBE_ADMIN_ALLOW_HOSTS='["XXX.XXX.XXX.XX"]'
#値を空にする場合は以下のようにする
ECCUBE_ADMIN_ALLOW_HOSTS='[]'
IPアドレスが変更となった場合など、EC-CUBE4の管理画面にログインできなくなった際にはお試しください。