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エックスドライブフリープランで独自ドメイン(サブドメイン)に URL を変更してみた

2021年09月21日
2024年1月24日

エックスドライブ は、エックスサーバー株式会社が提供するクラウドストレージ。

プランディスク容量
フリープランSSD 2GB
スモールビジネスプランSSD 500GB
(HDD 1TB)
ビジネスプランSSD 1TB
(HDD 2TB)
ビジネスプラスSSD 2TB
(HDD 4TB)
2021年9月21日調べ、2024年1月24日更新

というストレージ容量を使うことができます。

フリープランは2GBと少量ながらも月額0円(無料!)で利用でき、ユーザー数も無制限に作ることができます(どのプランでもユーザー数は無制限です)。

有料プランにアップグレードすると、使えるストレージ容量が500GB〜に増え、無料プランにはない電話サポートがついてきますので、何かトラブルが生じた時に電話したい、という安心を得たい方にはおすすめのサービスです。

また、有料プランには無料お試し期間がありますので、その期間内に利用してみて使い勝手をお試しすることもできます。

URL発行によるファイル共有も可能ですので、テレワークで必要なデータのやりとりを行うにも適しています。

Dropbox や Google Drive など様々なドライブを使い分けて利用することもおすすめです。

私も Mac 環境(Mac用アプリ)で実際利用してみましたが、ファイルやフォルダの同期速度も高速で良好、という印象を受けました。

エックスドライブの簡単な説明はこのあたりにしまして、今回の記事の内容について記載していきます。

エックスドライブでは初期設定では https://サーバーID.xdrive.jp/ というアドレスで管理ページにログインして、Web上でファイルの管理をすることになりますが、URL変更機能を活用して独自ドメイン(今回はサブドメイン)でのURLに変更して利用してみることにしましたので、その設定手順を記載します。

エックスサーバーでの設定

サブドメイン設定

エックスサーバーのサーバー管理画面にログイン後、メニュー一覧から「サブドメイン設定」を探し押下します。

サブドメインを追加したいドメインの「選択する」を押下します。

サブドメイン名、ドキュメントルート、コメントの入力ページが開きます。

エックスサーバー サブドメイン設定画面
サブドメイン名drive.ict-yorozu.com
ドキュメントルート※今回はどちらでも構いません
コメントdrive

と入力し登録を進めます。

エックスサーバーでサブドメイン設定入力例
サブドメイン設定入力例

サブドメインの登録が完了すると、サブドメイン設定一覧画面に追加したサブドメインが追加されます。これでサブドメインの追加はOKです。

エックスサーバーでサブドメインが設定できた例
エックスサーバーでサブドメインが設定できた例

※ドメイン(サブドメイン)の反映には数時間かかりますので、設定してから少し時間を置いてから次のステップに進むとと良いと思います。

DNSレコード設定

サブドメインの設定に続き、DNS設定に進みます。

エックスサーバーのサーバー管理画面にログイン後、メニュー一覧から「DNSレコード設定」を探し押下します。

DNSレコードを設定したいドメインの「選択する」を押下します。

DNSレコードの修正は上級者向けの機能という案内がまず開きます。DNS設定は設定を誤るとWebサイトが閲覧できなくなったりしますので、作業は慎重に行うようにしてください。

エックスサーバーDNS設定画面の注意事項
※当記事を参考に作業された場合に何か不具合が発生しても保証できかねますことをあらかじめご了承ください。

内容を確認の上、DNSレコード追加を押下します。

DNS設定画面(ホスト名、種別、内容、優先度を入力する画面)が開きますので、以下のようにホスト名を入力します。

ホスト名drive
種別CNAME
内容サーバーID.xdrive.jp

と入力し登録を進めます。

エックスサーバーDNSレコード設定例
エックスサーバーDNSレコード設定例

*サーバーIDはぼかしを入れていますが、実際にエックスサーバーを契約した際に発行されたサーバーアカウント情報のサーバーIDを入力します。

DNSレコード一覧ページにて入力したホスト・種別・内容・優先度が追加されていれば設定は完了です。

エックスドライブでの設定

次にエックスドライブのサーバーパネル(管理画面)にログインしてメニュー一覧から「URL変更」を探し押下します。

エックスドライブ管理画面(サーバーパネル)

変更後のURL箇所、エックスサーバー・エックスドメインで取得しているドメインを利用するという内容を選択し、drive.ict-yorozu.comと入力し次へをクリックします。

エックスドライブ URL変更 入力例
エックスドライブ URL変更 入力例

次へを押すと以下ような画面が開きます。

エックスサーバーのDNSレコード設定で設定した内容と同じことを確認して「ドメイン認証を行う」ボタンを押下します。

※エックスサーバーでのドメインが反映されていない場合は次のようなエラーが出ることもありますので、エックスサーバーでのドメイン設定が完了してからの作業をおすすめします。

エックスドライブ URL変更 ドメイン認証失敗画面
エックスドライブ URL変更 ドメイン認証失敗画面

無事にドメインが認証されると次のような画面が開きますので、「変更する」ボタンを押下して設定を完了します。

変更するボタンを押すと以下のような画面となり、設定待ちの状態となります。

設定が完了するまで待ちましょう。

今回は変更後の URL を https://drive.ict-yorozu.com としましたので、このアドレスにアクセスしてエックスドライブの管理画面が表示されれば OK です。

今回はエックスサーバーで契約しているドメイン(サブドメイン)を活用して、エックスドライブの URL を変更するという内容を記載してみました。

社内社外でファイル共有するときに独自ドメインですとかっこいいですし、必要な時に必要な分だけファイル共有リンクも発行できますので、共有ストレージとして活用されてみてはいかがでしょうか。

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